体系化技術と要素技術

要素技術は重要だけどそれだけではいけないということを最近思っている。

その意味でソフトウェア開発にたずさわる人間として体系化技術として「ソフトウェア工学」は重要だと思っている。

なので若い人たちにそのことを伝えたいのだがなかなか難しいもので要素技術を知りたがる傾向がある。
要素技術は多岐にわたるのでその技術や製品、コンセプトがどこを対象としているのかわからないとその技術に振り回されてしまう気がする。
私も開発にたずさわったばっかりの頃は、そういうことができなかったと思う。

その意味で是非若い人たちに読んで欲しいと思うのが下の2冊です。

  • 勉強会などで議論しながら読むには

ソフトウェア開発201の鉄則

ソフトウェア開発201の鉄則

1p 1法則の構造なので数ページを議論形式で経験を共有できると有意義だと思う。

  • 自分で読むのであれば

ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ

ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ

がお勧め。上記の著者であるアランデービスの本を元に実践的に加筆したもので、アランデービスが序文を書いている。是非、アマゾンの目次だけでも見て欲しい。

きっと思い当たる節があるのではと思っている。