要件定義と社会学

私がアンテナに入れている方のブログに興味深い記事があった。
http://ko-teru.at.webry.info/200601/article_8.html

トラックバックできないので引用を避けますが、ある事件を要件定義との
係わり合いで記述されています。
興味の引いたメタファでした。

一方で、それを防ぐことができなかったのは要件定義における
・暗黙の要求
・要求間の対立
といった問題が裏に隠れていて、
暗黙の要求は、明示的な要求と対立した場合に調整されることなく
明示的な要求を優先してしまうのではないかと思う。

また、途中で誰かが「暗黙の要求」について気づいたとしてもそれを指摘した意見は黙殺される社会関係が産みだされるのではないかと思います。

#例の構造偽装問題もこういう社会関係が作られたのだと思っています。

技術の採用も同様のことが起こっていると最近思っています。
現実を肯定して疑問を感じていない場合に、どんなに「新技術のよさ」をアピールしても採用されないでしょう。

私はこういう社会関係を理解し、うまく目的を果たすことが苦手ですが少しづつ勉強していかないと上記の問題に気づいていても解決できない気がしています。
何を勉強したらよいのでしょうか?