IOP(Inside-Out Principle)

平鍋さんのBlogで面白い記事が書かれていました。
モデルから外部IFへ展開していくというのが趣旨だと思いました。

それに対する意見もいろいろあり、眺めてみましたが面白かったのが
この視点やそれに対する意見がSOAにおける「サービス設計」にも当てはまることです。

私はIOP支持派であり、サービス設計重視派なので話が良くわかるのですがアプリケーションを作るという視点で話をされる方はここが逆の視点になります。
逆が悪いというわけではありませんが、IOPでの意識は安定したところと不安定なところの分離(コプリンの共通性分析・可変性分析に通じるものがあります)にあると思います。

私は設計する際に抽象度を上げて意味のなくなる地点の一歩手前で抽象化を停止し、抽象度の高いモデルから派生したあるいは組み立てたモデル。(メタモデルによる自己記述のようなもの)を構築するのでこのルールが刺さります。