単体テスト
単体テストが話題になっているようですね。
私も似たような経験があります。
(脚色しています)
単体テストをおこなう見積で実装・単体テストに関する内容をつめていた時のこと。
- 「単体テストは、夜間で自動実行することも考慮して、JUnitでテストコードを作ってください。」
- 「それでは作業が増えるので工数が増えますが・・・」
- 「はい? スタブやドライバを作るのだから同じじゃないでしょうか」
- 「単体テストは画面から値を入力して動くかどうか確認しています」
といったやり取りがありました。
モンキーテストというテストのやり方があるので、テストではないとはいいませんがブラックボックステストにもやらず、仕様書の通りか検証もしていません。
仕様書があいまいで、テストケースがひとつしかできないようなものであればやもをえないのかもしれませんが、検証をしないで納品するという行為はいかがなものでしょう。
欠陥が発生した際に、発見する工程が遅れるほどコストがかかります。依頼した方も私たちもlose-loseの関係になっている気がします。
短期的な利益は長期的な利益をも凌駕するのでしょうか。未来のことはわからないからなのでしょうか。
対立構造ができたときに納得ができるまで話をすることが大事だと個人的には思っています。「共に語るに値せず」という場合もあるでしょうが・・・
きっと納得できる話をするためには情報が必要なのでしょう。