基礎

要求仕様の記述方法

機能要求 機能要求は、意見はいろいろありますが私は「ユースケース」が良いと思っています。但し、機能仕様レベルを記述するには向いていないのでまずは目的レベルユースケース*1を記述するとよいと思っています。ユースケース記述をテンプレート化したフォ…

要求の整理と要求仕様

このように抽出した情報を整理し、要求仕様としてまとめます。 要求仕様の網羅度チェック 要求仕様の網羅度をチェックするために重要なのが入力と出力の整合性チェックです。 ギャップがあった場合には 入力情報を加工すれば出力情報になる 入力情報が漏れて…

要求の導出

システムで何よりも難しいのが人間から情報を引き出すこと。 網羅性を持って、構造的に整理された情報を引き出すことはまずありません。 業務を実践している人にとって情報は取捨選択されていることが多く、当たり前の情報は表に出てきません。 その意味でい…

要求と要求仕様(要件)

ここでは要求仕様と要件は同じ意味で使っています。要求と要求仕様は若干異なっています。 要求はステークホルダがだす要求を表しているもので要求仕様は要求を解決するために定義されたシステムの動作(ソリューションとしては概要的)を表しているものです…

データの設計方法

ANSI/SPARC3層スキーマ 外部スキーマ 外部スキーマはシステム外から見えるデータの見え方を表しています。 ユースケースで記述されるデータの入出力はこのスキーマに沿った記述といえます。 その意味では機能設計の入出力情報をまとめたものといえます。 論…